その名の通り小さなベルが連なったような可憐な花を咲かせる鈴蘭(スズラン)。英語では「Lily of the valley」と呼ばれることからスズランの他に「谷間の百合」、「君影草」という呼び方もあります。日本に自生する種類もありますが、一般的にお花屋さんで売られているのはヨーロッパ原産のドイツスズランです。
スズラン
花言葉:幸せが再びやってくる、優しさ、愛らしさ
古くからヨーロッパのケルト人の間で鈴なりに花がつくスズランは春の訪れを告げ、幸せを呼ぶお花だと考えられていました。
スズランのブライダルブーケ
春の再来と幸福を象徴するスズランはフィンランドでは国花でもあり、フランスでは5月1日は「スズランの日」と呼ばれ大切な人にスズランを贈る習慣があります。幸せな結婚生活を願い花嫁に贈る花としても知られています。
2011年のイギリス、ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングでキャサリン妃が手にしていたのもスズランのブーケでした。
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— Woman's Day magazine (@WomansDayAus) 2017年4月29日
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スズランのみで束ねたクラッチブーケは花嫁そのものの可憐さ。
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バラなどメインのお花と一緒に使えば動きのあるスズランが良いアクセントになります。
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スイートピーと合わせたシャワータイプのブーケ。ナチュラルで可憐な雰囲気でありながら豪華で素敵です。
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— Dream Bloom (@ilovedreambloom) 2017年5月17日
(出典:@ilovedreambloom Twitter)
個性的なお花「カラー」と合わせるとグッと大人っぽくスタイリッシュな印象に。
スズランのフラワーデコレーション
スズランだけで会場中をデコレーションするには膨大な数のスズランが必要になるので入手が難しいかもしれません。その場合、スズランのイメージと合う他のお花と合わせたり、少量ずつポイント、ポイントで使ったりすると良いと思います。
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— Devine Bride (@DevineBride) 2017年9月19日
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— Jill Jeffries (@florist_jill) 2017年8月6日
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席札などゲスト用のタグに添えるのも可愛いですね。
日本ではスズランが最も出回る時期が4月〜6月頃ですので春の訪れというよりは初夏のお花という感じがしますが、この時期は気候も良く爽やかでウェディングにはベストな季節ですね。世界中で人気の高い幸せを約束するスズランのお花をぜひ使ってみてはいかがでしょう。