清楚で凛とした花嫁さんのような真っ直ぐにすっと伸びた茎の姿が美しいカラーのお花。
カラーは南アフリカに自生する球根植物で、白い花びらのように見えるのは仏炎苞(ぶつえんほう)という蕾を包む葉っぱが大きく変化したもので、中央の黄色い棒状の部分が本来のお花です。
カラー
花言葉:華麗なる美、しとやかさ
白の他にも赤や黄色などの色のついたものもたくさんあります。また大きさも大きなものから細くて小さいものまであり幅広くアレンジメントやブーケに使われるお花です。
英語では「Calla lily」と言いますが、その名前の由来はギリシア語で美しいという意味の「カロス」から来ているという説や、大きな白い形が修道女の襟(カラー)に似ているからという説などがありますので、ウェディングにもぴったりのお花ですね。
カラーを使ったブーケ
茎のラインを活かしたり特徴的なお花の形をポイントにして様々なタイプのブーケに使われます。
可愛い系のカラーのブーケ
カラーのみのブーケでも丈を短くしたクラッチだと可愛いイメージに。
(出典:@katiebugflorals instagram)
淡いパステルカラーのお花でまとめるとスタイリッシュなカラーを使ってもこんなに可愛くなります。
(出典:@amandamatildaphotos instagram)
クリーム色と紫のニュアンスカラーが人気の「ピカソ」という品種のカラー。小花やグリーンを入れてナチュラルに。
カラーの長い茎のラインを活かして
アームブーケやキャスケードブーケはマーメイドなど大人っぽいスレンダーなドレスに良く合います。
(出典:@theinspiredoneofakindbride instagram)
鮮やかな色のカラーの花を使って
色の付いたカラーを使うと白いカラーとはまた違った様々な印象のブーケを作ることができます。
(出典:@musajapan instagram)
カラーを使ったフラワーデコレーション
スタイリッシュで洗練された雰囲気を出すならカラーを使ったデコレーションはいかがでしょう。
(出典:@loverly instagram)
(出典:@rosemarieelizabeth_photography instagram)
(出典:@oliverosedesigns instagram)
長い茎を操ってデザインしたアレンジメントも面白いです。
(出典:@pearsonsflorist instagram)
(出典:@forgetmenotsflorist instagram)
カラーというと大人っぽくてクールな印象があり長身の方にお勧めすることが多いお花ですが、「カラーは大好きだけど自分は小柄で幼い雰囲気だから似合わないかも。」と思っている方でも茎を短くして使ったり、淡いニュアンスカラーでまとめればとっても可愛い雰囲気にもなりますのでイメージに合わせた使い方をされると良いですよ。