予想以上に費用がかかってしまう結婚式、少しでも節約したいですよね。結婚式にかかる費用の中で比較的多くを占めるお花代の内、ブーケを手作りすればかなりの節約になります。鮮度を気にしたり、傷つきやすく扱いが難しい生花のブーケはハードルは高いですが、造花(アートフラワー)のブーケなら扱いも簡単で、余裕を持って予め作っておくことができるので初心者でも簡単に手作りできますよ。
造花を数本そのまま束ねてリボンを付けるだけでもクラッチブーケが出来上がりますが、今回は造花を処理して作る簡単なラウンドブーケの作り方を紹介します。
ブーケの作り方
100均やインテリア雑貨のお店、もしくは造花(アートフラワー)を専門に売っているお店などでドレスに合ったお好きなお花を用意して下さい。
【関連】
《カラードレスに合わせる色のブーケ選びのコツやポイントまとめ》
-
- ワイヤー
#22、#24くらいがおすすめです。(数字が若い方が太い)
針金だけの「裸ワイヤー」と緑や白い紙が巻かれている「地巻きワイヤー」がありますがどちらでも構いません。
-
- フローラテープ
お花用の粘着性のあるテープです。色は緑や茶、白等があります。
- 針金をカットできるペンチ
1.茎をカットする
ブーケにするお花を2cmくらい茎を残してペンチでカットします。造花の茎の中には針金が通っています。中にはすごく硬いものもありますので怪我をしないように気をつけてカットして下さい。
2.ワイヤーを巻く
残した茎の部分にワイヤーを巻き付けます。抜けないように固めに巻いてください。もしグルーガンがあればワイヤーを巻いた上からグルーで固定するとワイヤーが抜ける心配がなくてより安心です。
3.フローラテープを巻く
フローラテープを少し引っ張りながらお花の方をくるくると回して上から下に向かってしっかり巻きます。
4.お花を束ねる
全てのお花にワイヤー、フローラテープを巻いたら中央のお花を1輪決め、その周りから順番にバランス良くお花を配置して丸い形になるよう束ねます。
中央部分が一番高く、外側に向かってなだらかに低くなるようにし横から見ると半球っぽくなるようにすると綺麗な形になります。
5.針金をカットする
手で持ってちょうどよい長さを決め、余った要らない部分をペンチでカットします。一度に切ると硬くて大変なので少量ずつ気をつけてカットして下さい。
6.持ち手部分をテープで巻く
花束が崩れてしまわないよう上から下までフローラテープでしっかりと巻きます。カットして揃えた針金の先端は危なくないように何重かにして厚めに巻きつけて下さい。
7.完成
正面から見てバランスよく綺麗に見えるようお花の配置や全体の形などを整えたら完成です。
フローラテープで巻いた持ち手の部分は見た目も綺麗に、また持ちやすくなるようお好みのリボンで巻いて下さい。
裏側の処理について
ブーケの裏側も綺麗に処理する場合、簡単なのは葉っぱを並べて隠す方法です。別の葉っぱを用意しても良いですし、購入した造花の使わない茎の部分に葉っぱが付いていたらそれを使っても大丈夫です。大きめの葉っぱを使った方が隠しやすいです。
1.お花と同じように葉っぱ1枚1枚にワイヤー、フローラルテープを巻きます。
2.こんな風に葉っぱを並べ裏側を隠します。
葉っぱ以外には幅の広いリボンや、チュールレースを使って隠しても良いですよ。
ブートニアについて
新郎様の襟元に付けるブートニアも忘れずに作りましょう。ブートニアは全長10cmくらい、基本的にブーケと同じ作り方でお花1〜3輪くらい(プラス葉っぱ)を束ねます。
ブートニアは大きい待ち針のようなブートニアピンやパイプピン(ブートニアホルダー)を使って左側の襟元に付けます。
|
人によって作り方は様々ありますが、初心者でも簡単に作れる基本的な方法をご紹介しました。自分でお花を探して集めるのが大変という方はこちらのようなキットになっているものを利用するのも良いと思います。
|
初めは上手く出来なくても造花ならやり直しができますし、大切な日の記念にもなりますのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう?